2011年3月11日から5年経ちました。今回の×は、NSCC×「東北支援」ということで、NSCC4実行委員でもあり、東日本大震災の支援に携わった頌栄女子学院高等学校2年の平川茜音さんに語っていただきます。

◎復興支援のきっかけ

 復興支援を始めたのは、生徒会に入ったことがきっかけです。本格的に復興支援に関わりたいという思ったのは、実際に被災地を訪れてからで、2015年夏に初めて大船渡、釜石、大槌、陸前高田の現状を見てから、私にできること、私にしかできないこと、というのを全力でやろうという気持ちで活動してきました。

◎生徒会の活動

 高校2年生の学年全員が運営となって、復興支援週間っていう東日本大震災を思い出す1週間のイベントを開催したこと。また、生徒会役員が運営となって有楽町の地下広場にて(伝える3.11)∞という、東京の高校生が主体となった、東日本大震災のことを伝えるイベントを2014年夏に開催。3/12-13に第4段として、(広げる3.11)∞というイベントを開催します。

 今年に入ってから、気仙沼に住む高校生と一緒にTAGedJAPANという学生団体を立ち上げ、気仙沼の『人と人とのつながり』、『伝統』を重視したコミュニティ作りに尽力する活動を始めました。そのプレという形で3/7(月)にキッチンスタジオで(広げる3.11)∞と一緒に東北の食材を使った料理を作って、味わうイベントを開催。その後、3/9-3/10に実際に東京から気仙沼へ行くツアーを開催。気仙沼の街を歩き、人と話して、体で気仙沼を感じることを大切にし、これからの気仙沼のコミュニティを盛り上げるために何が必要なのか、というのを気仙沼の高校生と共に考え、プロジェクトをスタートさせました。具体的には、お年寄りから子供までが自然と集まれるシェアハウスのようなコミュニティスペースを空き家を利用して作ること。現在、実際に気仙沼で活躍されているNPOや、木企業の方と話を進めている所です。

◎学生団体TAGedJAPANの特徴

 気仙沼と東京という2つの地域の高校生が協力しており、従来、諦めていた大がかりなプロジェクトも実行可能であるということ。また、高校生だけでなく、すでに活躍されている大人がプロジェクトの実行に関わっていることから、今までが各団体がそれぞれ活動していたのを、それぞれの力を集約し、より実践的、革新的、現実的な活動が可能になるということです。今後は、今回行ったような、気仙沼の未来を考えるツアーの他、より多くの高校生に気仙沼を知ってもらうための大人数のツアーを企画中です。『見る』だけの観光ではなく、『人』と関わり、『体で感じる』『気仙沼の住民になる』体験を提供するツアーを目指してます。

◎東北支援に携わって

 個人的には、5年目だからといって、節目の年でもなんでもないと思っています。ただ、たくさんの方が亡くなり、たくさんの方の生活が一瞬にして一変してしまった日から5年という歳月が経っただけ。復興は常に進んでいますし、それぞれの地域がそれぞれの方法で試行錯誤しながら、復興に取り組んでいます。何でも続けることに意味があります。逆に、復興という問題は続けないと全く意味がありません。なので、私は私の方法で東北のお手伝いをしつつ、東北に寄り添った活動をこれからも続けていきます。

 平川さんありがとうございました。次回のNSCC×も、「東北支援」というテーマで、神戸大学付属中等教育学校2年の前原一輝さんがお届けします。

 

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