第7弾「必読!広報部長が考える生徒会外務活動の使い方『ASC』」

NSCC6広報部長 千島洸太

 

生徒会から学べることは多く、かつ非常に奥深いものです。

社会にも通用し得るリーダー論や組織論、組織構成を学べたり、企画を実現させるまでの過程、主権者教育、自治運営、交渉術などなど…

生徒会関係者の皆さんは、果たして十分に生徒会を活用できているでしょうか?

ただ学校から頼まれた仕事をやるだけの状態になっていませんか?

しかし、学校内でしか生徒会活動しているだけだと、『もうこれが限界』錯覚して勝手に解釈し上限が出来、発展性が薄れてしまうこともあります。

それを解消してくれるものこそが校外での生徒会活動、いわゆる『外務活動』です。

外務活動と言ったら、

自校の生徒会活動に還元する

というイメージが強いですが、実はそれだけでは十分に活用できていません。

では外務活動をどのように活用すれば良いのか。それには3つの使い方があると考えます。

 

ASC

・吸収する(Absorb)

・発信する(Send)

・比較する(Compare)

の3つを提唱します。

 

・吸収する(Absorb)

 

これがよく言われる自校に持ち帰るということです。ただ、持ち帰るとはいうものの、持ち帰るものを吟味しなければなりません。

 

立案した企画内容自体は重要ではない

外務で考えた企画は、様々な条件下にある学校が集まって行っています。なので絶対自校に適用できるものとは言えません。

立案した企画内容はどうでもいいのです。

では何を吸収していくべきなのか。

それが次の事項。

 

企画立案プレゼンまでのプロセスを学ぶ

立案までのプロセスは基本共通事項です。このプロセスを学べば全ての学校に当てはまるはずなのです。このプロセスを学び、実際に実践する段階まで達することができれば、より発展的な生徒会活動になると考えます。実際に、企画書や要望書の作成の仕方がわからないという学校も多く存在します。

KSでも毎回基本、そのプロセスを学び鍛えることのできるような議論を企画しています。

生徒会は、生徒会執行部を中心に『全生徒の代表』として動かなければなりません。そのためにもこのプロセスがやはり必要になるのです。

 

・発信する(Send)

 

外務活動は吸収するだけではない

第2に、発信するという活用の仕方もあります。

仮に自分の学校である取り組みが大きな成果を成したのであれば、それを外務という中で自信を持って発信して欲しいのです。

というのも、外務活動に参加してくる人たちは、皆さん自校の生徒会活動をさらにレベルアップしたいという志を持つ人たちです。

そんな志を持っている皆さんに是非話し合いなどを通して、発信して欲しいと考えます。

 

全体でレベルアップが必要

確かに、自分の学校だけ高めても良いだろうと思うかもしれませんが、全体で生徒会活動のレベルアップが出来れば、上がったレベルに応じてまた話し合い高次的なものを発生させることが出来得るのです。たとえ自校だけ高めたとしても場合によっては孤立して迷走することもあるかもしれません。

外務活動は吸収する為だけのものではありません。次は、生徒会活動にある『積極性』を表に出して活動してみてください。

先進事例及び成功事例はとても重要です。今度はそれを全体への共有を活発的に行うことができれば、外務活動の視点がまた違ったものになると思います。

 

・比較する(Compare)

 

比較対象の存在の大きさ

第3の活用方法が、比較すること。何の比較かというと、他校の生徒会と自校の生徒会とのレベルを比較するというものです。冒頭にもお話ししましたが、学校内の生徒会活動のみを行なっていると活動において限度のラインを錯覚してしまいます。生徒会活動進展の仕方が未知数であったり、生徒会の位置付けが曖昧になったりと。

それは、比較対象がないのでそのような現象が起こってしまう原因の1つではないかと考えられます。

例えば皆さんが勝負を仕掛ける時は必ずライバルといった比較対象いわゆるライバルがいれば、勝とうと思ってより動けるわけです。

これは生徒会活動には同様なことが言えます。『あの学校がこんな活動をやって成功しているから自分達も取り入れてみよう』とか逆に、『自分達の学校で行なった活動は成功したから他校にも共有して役に立つようにしよう』というように、外務活動においても考え実行に移すことが大切です。

 

以上の3つが私の提唱する今後の外務活動の活用方法です。これらを使いこなせば、必ず外務活動の中で得られることが増え、かつ互いの学校の生徒会活動を高め合うキッカケにすることができるのです。しかし今回挙げたものは基本的なものにすぎません。他にも自分なりに活用方法を見つけていくことも良いと思います。

今まで挙げた『ASC』。これを実践する機会としてNSCCをご活用いただくと良いと思います。皆様のご参加お待ちしております!