第20弾「全国高校生徒会大会にかける思い

栗林寿樹(NSCC5議長 NSCC6副実行委員長・奈良県出身)

 

【紹介】

栗林寿樹(くりばやし かずき)

奈良県 私立西大和学園高校第31代生徒会会長(引退)

NSCC6副実行委員長

NSCC5 9班議長。

FMaiai「ハイラジ」メインパーソナリティー

西大和学園高校柔道部主将(引退)

西大和学園高校書道部部長(引退)

4代目関西生徒会連盟副代表(引退)

奈良県生徒会連絡会代表役員(引退)

 

関西のくりりん。柔道で鍛えたガタイのいい見た目に坊主頭という、いかにも日本男児を代表するような見た目だが、女性に優しいgentlemanである。また、後輩とアロマをこよなく愛する女子力高めな一面もある。これがいわゆるギャップ萌えですかね。

関西生徒会連盟を参加者100人越えの大きな連盟にした立役者の1人であり、そのコミュ力は偉大。彼のスピーチは人を魅了し、多くの人に影響を与えた。NSCC6で彼の代名詞とも言えるあの言葉が聞けるのかみんな楽しみやね!

(紹介文:副実行委員長 松林由起)

 

 

【本文】

〜まえがき〜

初めまして、でしょうか。

まあお問い合わせのメールを送ってくれた皆さんは知ってるかもしれません。全部僕が返していますから...ハイラジ聞いてくれてるかな?聞いていてくだされば嬉しいです。関西のみんなは「おいおい、くりりんか〜」なんて思ってくれているのかもしれませんね。

 

現 副実行委員長の栗林寿樹といいます。

去年のNSCC5では議長を務めていました。

少し僕の話をすると、部活動では柔道を幼稚園から始め...別にめちゃくちゃ好きなわけでもなかったんですが(柔道ってしんどいですし)、やめ時がなく、高校ではキャプテンにまでなってしまい、10年間続けた結果、団体戦では近畿大会にも出場しました(自慢です)。

お習字も3歳から始め、中学2年の時に書道部の扉を叩き、今に至ります。

実は見た目に見合わず、3歳からピアノもやっていたのですが(僕と父以外、全員が弾けるという音楽一家です)やめてしまいました。しかしその名残か何なのか、どうしても音楽への思いが捨てきれず、高校ではバンドも組んでいました。そんなにガチ勢ではないんですが。

父がアウトドア好きだったので、物心つく頃から毎冬スキー場に連れて行ってもらっていました。そのおかげで、本当にスキーとスノーボードは大好きです。でも今年は忙しくて行ってないんです。辛いです。また落ち着いたらスノーボードでも行きましょう。そして休憩に、異常に美味しいラーメンを食べるんです。そして夜はナイターを滑ったあと、温泉に!!!なんでこう、雪山とか海とかで食べる麺類って美味しいんでしょうね。

 

さて。

生徒会に関わったのは中2の秋。

中学校の初代会長にはじまり、高校副会長、高校会長と3年間に渡って生徒会には携わって参りました。もう引退してしまったので、今はただの男子高校生、ですね。

 

今回は「初参加で雰囲気がわからないんです!」「結局、どんな感じなんですか?」なんて声をいただいたものですから

少しでも雰囲気がわかれば、と思い駄文を書き連ねてみました。ちょっと長いんですが、最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

 

〜それでは〜

まずは去年大会ーNSCC5についてお話ししましょう。

NSCCを知ったのは去年の12月。関西生徒会連盟@東大寺学園での事でした。

当時経理部長だった馬渕さん(素晴らしいお方です)に「キミ、全国での議長をやってくれないか」とのお誘いを受け、とんとん拍子に話は進み。

大会前日の夜。

僕にとっては初の夜行バスでの東京。まさか、自分が東京に、それも生徒会を目的に行くなんて。そんなことを思いながら、心地よい揺れとともに奈良から新宿への一夜を過ごしました。

午前5時。

東京に着いてまず思ったこと。それは都会の匂い、だとか高揚感、だとかではなく。

寒い。あり得んくらい寒い。

奈良の方が寒いはずなんですけどね…バスの中が暖かすぎたのか。こんなに寒い時はどうするか。答えはひとつ。

「東京 温泉 早朝」

新大久保付近にメンズエステ的な所があったのでそこを目指して電車に。そして、ひとっ風呂浴びてから、会場に向かいました。

会場に着けば、紺のブルゾンを着た方が案内をしておられました。少し背の低い、それでいて大人っぽい女の子が標準語で僕を案内してくれました。まさか同い年だなんて思いもしません。(彼女が現総務部長、森下さんです)

参加者と思しき方々がたくさん集まっているバルコニー、的な所に通されました。

そこにはいつもの関西生徒会連盟の顔ぶれも。

忙しそうに駆け回る実行委員の方の姿が印象的でした。

 

開会式、全体的なアイスブレイク(参加者全員で行うのです。楽しいですよ。)が終わり、第一議題に。参加者100人を12班に分けての議論となります。(今年はもう少し多くなりそうですが)

最初は見知らぬ人ばかりで緊張し、凍っているようにも思えた空気が少しずつ、甘やかに溶かされていくような気がしました。

そうですね。議論のことは、あえて言わないでおきましょう。強いていうなら「関西のみんなは標準語に」「他のみんなは関西弁に」なるはずです。もちろん意味はわかりますよね?

 

そして夕方までの議論は終わり、班ごとに夕食となります。

ここからは班のメンバーみんなで、歩いて夕食会場へ。僕たちの班はイタリア料理のお店だったかな、ショッピングモールの中のお店でした。ここでも班のメンバーとは色んなお話ができて、シンプルに楽しかったですね。

 

ご飯が終わるとようやくホテルに。2人一部屋だったのですが(今年 NSCC6は4人一部屋です!)僕のパートナーは「山口七海」さんでした。女の子?!いやそんなわけないよな?!とか思っていました。お見合いってこういう気分なんですかね。知りませんけど。

彼は静岡県からの参加ということで、なんと静岡名物のうなぎパイやみかんジュースを下さったのです!みなさんも是非、地元名物を持ってくるべきです!そして僕にください!

なんて冗談はさておき、彼とも色んな話をしました。

静岡には関西生徒会連盟のような「生徒会の集まり」がないこと、なんとかもっと静岡を元気にしたいこと、だからこそ生徒会の集まりを作りたいこと。(まあ、本当に作ってしまったんですが。)彼のことをもっと知りたい、という方は「参加者の声」第3弾をお読みください。

 

その後、僕は2日目の議長を務めるということもあり、議長全員が集められる「議長ミーティング」に参加。実行委員の方が班にひとり、書記としてサポートをして下さる、ということでした。そこで出会ったのが、またまた森下さん。彼女は僕の班の書記さん…の予定だったんですがまあ色々あって河野さんという先輩がついて下さることに。(実は彼も参加者の声を書いています。第9弾をご覧ください。)

 

部屋に帰ろうとしたその時、前副実行委員長の上林山さん(関西生徒会連盟の前代表)の部屋に呼ばれ、色んなこと…来年度の関西についてだとかを話しました。まあ上林山さん寝落ちしてたんですけど。夜遅くまで語れることも醍醐味ですね。

 

どっと疲れながら自室へ。机の上には先に寝てますの置き手紙。どこまで律儀なんだ、この方は。

ベッドに体を預けるとすぐ眠ってしまいました。最後に見た時刻は確か午前3時。

 

二日目の朝。

寒い!やっぱ寒いって東京!!

慌てて備え付けのシャワーを浴び、準備をします。今日のコーデはシャツにジーンズ。別に凝った格好は必要ありません。いつも通りで大丈夫。もちろんいつもがオシャレな方はお洒落してきたらいいんじゃないですか。まあ僕には縁のない話です。制服の方だって多くおられます。(個人的に女性の方は制服の方が好みです。)もちろん冗談です。

 

NSCC中でも最も長く、濃い1日の幕開けです。

二日目は1日目の企画とは打って変わって、テーマごとに班をわけ、そのテーマの中でも議長ごとに議題は様々です。(これはNSCC6でも同じです。)

参加者はあらかじめ振り分けられた班へ。

僕は「会長の野望」班の議長でした。

 

例によって議論の内容は省きます。だってほら、知らない方がワクワクするでしょ。(どうしても見たい方は議事録でも見ておけば完璧ですね)

ただ、ひとつ言えることは本当に議長によってその班のカラーは変わります。

アイスブレイクから本題、結論まで全て議長と班の皆さんに一任されているのです。文字通り「参加者の皆さんで作る」1日となるはずです。

そしてなんと、ここにも去年からのパワーアップ要素があります。

去年は議長のサポートを実行委員会がする、と言っても書記さんが付いてくださるくらいでした。もちろんそれでも十分な議論はできました。

しかし今年はなんと。

議長の「議題の企画書」を綿密に実行委員(主に企画部)が鬼のようにサポートしているんです。これにより議題内容の充実度は去年の比ではないはずです。何しろ精鋭揃いの、うちの企画部員達と、素晴らしい議長の皆様が力を合わせて議題を作っているのです。

いいものに、ならないわけがない。

ぜひ楽しみにしていてください。ハズレくじなど、引かせるわけもありません。

 

日が暮れ、濃い議論が集結(しない場合もありますが)(その場合夜も議論合戦です)(これがまた楽しいのなんのって。)すると夕食の時間です。

 

今年の話をしておきましょう。夕食は立食パーティーです。た、楽しみ!!(マジです)

 

そしてまた宿へ。

二日目にもなると同室の方ともかなり打ち解けます。これは確実です。

そして集結しなかった議論は延長戦です。班のメンバーを議長の部屋に集めてエキストラエンドは始まります。(まあこれは、ほんとに班次第ですからなんとも言えませんが)僕達の班はひたすら「発表練習」をしていましたね。細部までこだわり尽くしました。

 

そしてそれが終わればまた「議長ミーティング」。そしてお馴染みの上林山さん(前副実行委員長)と河野さん(前実行委員・人事部)の部屋で熱く語られました。実際は僕が熱く語っていたのかも知れません。

 

そして二人が寝たことを確認し、自室へ。

その時は語彙力さえも低下していました。さすがにキツい。そう思いながらもベッドへ。最後に見た目覚まし時計の針は、確かに4を指していたような気がしました。

 

三日目の朝。

眠い。ひたすらにまぶたが重い。

うう…熱いシャワーと陽の光は浴びるべきです。脳が目覚めてくれます。

 

そして衆議院議員会館へ。

改めて見ると大きな建物です。当たり前なんですが。

三日目は発表大会でした。(今年は少し違う企画を用意しているようですね。これまた楽しみです。)

みなさんが、この三日間の締めくくりにふさわしい、そんな議論と発表が出来ますよう祈っています。

 

閉じてしまいそうな目を擦りながら、遠のいてしまいそうな意識を掴みながら、前に立つ同士の発表に耳を澄ます。

議論に議論を重ねたのだと、一発でわかる結論、よく練られた企画、非の打ち所のない組織図、ハッとさせられる情熱的な精神論。いろんな発表がありました。

極限に疲れながらもどこか心地いい。

僕達の番もまわってきました。

みんなで、昨日の夜に打ち合わせたとおりに。全員眠いはずなのに。なのに嬉しくて、笑いそうで仕方がない。

そんな疲れと愉しさのピークが、その瞬間にはありました。

そんな発表も次々と終わっていき、最後のひと組、そして閉会式に。

 

前実行委員長の栗本さんの「本当に、一年は早いです。その中でつまずくこと、辛いこと、なにか助けが欲しいこと、いっぱいあると思います。その時はここにいる仲間を頼って、ぜひこのNSCC5をきっかけとして、みなさんの生徒会生活、そしてこれからの人生、もっといいもの、楽しいものにしてほしいと思います。」

この言葉が忘れられません。

 

 

全国高校生徒会大会は、全国から生徒会役員が集まる「日本唯一の大会」です。

去年大会では関東からの参加者が非常に多く、過半数を占めていました。関西はまだしも、東海や中国、九州地方からの参加者は非常に少ないものでした。

確かに開催場所が東京都である以上、それは仕方の無いことだったのかもしれません。しかし僕はそれを「仕方ない」の一言で片付けていいのか?全国から集まってこそ「全国高校生徒会大会」ではないのかと、ひとり考えていました。しかし。そんなことを考えていたのは僕だけではなく。同室の七海さん、東海生徒会連盟を立ち上げたばかりの松林さん(彼女は現副実行委員長です。)、関西のみんな、九州や東北地方の友。全国に散った仲間たちが呼びかけてくれたおかげで今年のNSCC6は、去年以上に、本当にたくさんの地域の方にお越し頂く予定です。

 

今や日本にはたくさんの団体があります。

僕は関西生徒会連盟の副代表も務めておりました。色んなところで綴っていますが関西生徒会連盟は本当に暖かい、僕の大好きな団体です。(ですから興味がある方は関西連にもぜひ(笑))

ただ、全国高校生徒会大会は、好きだとか、そんなんじゃないんです。

去年この大会ーーNSCC5ーーに参加して、木に例えるならば、もう引退した僕の生徒会長としての「幹」の部分は形作られたんだろうなあと最近しみじみ思います。

参加者のみなさんにとっても、そんな大会にしてほしい。

参加して、すごかったなあ、それで終わり、ではなく。ただ単にこの大会が「いいもの」だっただけ、ではなく。

その後、学校の内務活動に活かすもよし、知り合った方々と一緒に事業を興すもよし、生徒会連盟を作るもよし。

この大会をきっかけとして、皆さん自身の「いいもの」を作ってほしい。

「役員が学びを得て行動を起こし、次のステージへ踏み出す場」であってほしい。

 

そもそも一年に一度しかありませんし、メンバーが固定するわけでもありませんから。

去年の夏からずっと。この三月まで日本各地から名乗りを上げた21名の実行委員とともに準備を進めてきました。

僕のしていたことといえば…お問い合わせ、メールの返信や参加者集めのためのホームページ・SNS運営などの広報、など主に事務的な仕事をしていたように思います。

本当はもっと、みなさんとお話ししたいのです。

僕がこれまでに培った、全てを注ぎ込んだ大会。

中2の秋、中学校の生徒会長から始まった僕の生徒会人生の、最後の大一番。

第6回全国高校生徒会大会。通称NSCC6。

 

たくさん、話しかけてくださいね。

3月の終わり、参加者のみなさんとお逢いできることを心より楽しみにしております。

 

 

第6回全国高校生徒会大会副実行委員長 栗林寿樹