第10弾「私が感じたNSCC」

鈴木陽介(NSCC5参加者・福島県出身)

 

【寄稿者紹介】

鈴木陽介(すずき ようすけ)

元 福島県立福島高等学校生徒会副会長。

南東北インターハイの県北地区推進委員長も務めた。

NSCC5では僕が「本当に、一番はじめに話したお方」である。あの人当たりの良さったら今思い出しても感動するレベルです。

彼はこう言う。

「もっと東北からも参加者が増えればいいんですけどね…」

 

【本文】

皆さんこんにちは。NSCC5参加者の鈴木陽介です。私はこの場で、「NSCCではこんなことをやる」というような紹介はあまりしません。それは、人それぞれで何が一番印象に残ったかが違うからです。ある人は、最初の熟議が印象に残るかもしれないし、またある人は休憩時間での会話が印象に残るかもしれない。とにかく、人それぞれで何を感じて何を持ち帰るかが異なり、それはどんなことでも自分の中で必ず活きるものになると思います。そのようなわけで、私はこの場では私自身が感じたことを重点的に記したいと思います。そして、NSCCにまだ参加したことがない方は特に、読んでいいただけたらと思います。

 

私がNSCCに参加して思ったことは3つあります。まず1つ目は、東北の生徒会は他の地方に比べて少し遅れているということでした。実はNSCC5の時、私は東北地方で唯一の参加者でした。そして周りには、去年も参加した人や、高校で毎年参加しているようなところが沢山あり、開始2時間で早くもショックを受けました。(また、私の高校は中高一貫ではないため、中高一貫校の割合の高さにアウェー感が倍増しました 笑)あまり東北地方には、生徒主体で運営する生徒会連合は存在しておらず、(私が聞く限りでは、無いと思われる)生徒会について合宿をしてまで真剣に熟議をして、他校の役員と交流して、新しいものを考えるということは、経験がないものでした。さらに、私は自校の生徒会ではそれなりに活動していると思っていたのですが、他の高校での活動や考え方に圧倒されました。中でも一番は、私の高校では「外務」という概念がなかったため、他の地方の人に当たり前のように外務について語られることが、東北地方の生徒会が少し遅れていると感じた要因でした。

 

2つ目は、自分が日々行なっている生徒会活動について、改めて見つめ直すことができたということです。何かの活動や組織には必ず目的があり、その目的に向かって行動するものだと思います。そして生徒の中心となって活動する生徒会も、何らかの目的があるからこそ存在しているということになります。確かに、それぞれの学校ごとに目指す生徒会象があると思いますが、そこでまた1つ、「なぜそもそも生徒会が存在するのか」という原点に立ち戻って考えました。それは、最初の熟議の論題でもありましたが、そのほかの場面でも深く考えさせらるものでした。私はそれについて考えて学校へ戻った時、引退までの短い期間ではありましたが、今までより広い視野で生徒会活動ができるようになったと思います。

 

そして3つ目は、人脈が広がるということです。このことについては私から語らなくても素晴らしさがわかると思います。私は人脈が広がったことで、ほかの地域の人の活動を知ることができるようになり、自分の活動のヒントになったり、相談をしてブラッシュアップしたりということができました。

 

先も述べたようにこれは私が感じたNSCCであり、他の参加者が何を感じて何を学び、そしてどのように活かしたかは、参加者の数だけ答えがあります。私は参加する前は「外務」すら知りませんでしたし、人脈が狭くて、自分の活動について振り返ることはあっても生徒会という概念について考えたことはありませんでした。そんな私を変えてくれたのはNSCCでした。私は声を大にして言います。NSCCは素晴らしいということを。そして、参加するあなたが何かを得ようとすれば、必ず何かが得られるでしょう。特に初めて参加する人は不安もあると思います。しかし、そんな不安は大会が始まってしまえばすぐに吹き飛びます。安心して、そして楽しんでください。応援しています。